W05は現在、WiMAXで一番の売れ筋機種です。
今回は「W05を買おうかなと思っているけど、デメリットがないのか心配」という方に、
僕が実際に使ってみて感じた「W05の使いにくい、後悔するかもしれない4つの注意点」をご紹介します。
先に言っておきますが、僕自身はW05を買って非常に満足しています。
でも100%優れた商品なんて無いので、ちょっとだけ気になるな〜というポイントをお伝えします。
目次
W05は電波が繋がりにくい場所がある
この問題は、W05だけではなくWiMAXの機種全般にあてはまることです。
W05が使うWiMAX2+という電波は、ドコモ、au、softbankの携帯電話に比べると対応エリアが少し狭いです。
近年はWiMAXの人気に伴いエリアは順次拡大されていますが、それでも山奥や離島では携帯電話に比べると圏外になりやすいです。
とはいえ都会や住宅街ではおおよそWiMAX2+がつながります。
日常的に人里離れた田舎の方でWi-Fiを使う予定でなければ大丈夫でしょう。
WiMAXの申し込みページから事前にエリアを確かめておくのがおすすめです。
建物の奥の方の部屋ではWiMAX2+電波が届きにくい
「田舎でつながりにくい」という対応エリアの問題とは別に、
都会(エリア内)であっても、建物の中でつながりにくいという問題もあります。
WiMAX2+という電波は、携帯電話の4G LTEに比べると壁を貫通しにくい性質があります。
そのため、鉄筋コンクリートビルの奥の方や、ビルの地下では繋がりにくい傾向があります。
地下鉄は最近は駅の中にWiMAX電波を流しているようで構内ではつながることが多いですが、電車が走っている駅と駅の間では圏外になりがちです。
とはいえガラスなどは貫通するので、一般的なカフェやお店ではWiMAXは普通に使えます。
W05なら最悪、auのLTE電波が利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」も搭載しているので、WiMAX2+が圏外になる場所でどうしてもネットを使わないといけないシーンでも安心です。
WiMAXの電波が心配な人は、「20日無料お試し期間」のうちに自分が使いたい場所でちゃんとつながるかどうか確認しましょう。
端末から離れすぎるとWi-Fiが届きにくい
WiMAXの仕組みは、外からW05までをWiMAX2+、W05からスマホや端末までをWi-Fiで接続してインターネットが使えるようになっています。
W05にはWiMAX2+が届いている状態=W05のアンテナは立っている状態でも、W05本体から離れすぎるとWi-Fiが届かないのでネットが使えない状態になります。
具体的に言うと、家に部屋がいくつかあり、リビングにW05を置いた状態で、別の部屋でW05を使おうとしてもWi-Fiが届かないので使えなかったりするということです。
対策は簡単で、スマホやパソコンなどWi-Fiを使いたい部屋と同じ空間に持ってくればOKです。
W05は「モバイルWi-Fiルーター」で本体も小さいので強いWi-Fi電波を飛ばす能力がありません。
基本的にはW05のすぐそばでネットを利用する想定で作られています。
どうしても「WiMAXは一部屋に置いておき、どの部屋でもWi-Fiが使えるようにしたい」のであればW05ではなくホームルータータイプ(=持ち運びできない据え置き型)のL01sという選択肢もあります。
W05はバッテリーが長持ちしない
ライバル機種のWX04に比べると、W05はバッテリーの持続時間が少し短めです。
機種 | 連続通信時間 |
W05 | ノーマルモード約9時間 |
WX04 | ノーマルモード約11.5時間 |
電源に接続せずに一日中ネットを使い続けると、電池がなくなります。
例えば9時間絶え間なくネットサーフィンをしたりYoutube動画を見るというケースです。
僕自身、先日仕事で一日中ネットに繋ぎっぱなしで使ってみたら、ちょうど家に帰る頃にバッテリー切れになりました。
とはいえよほどヘビーユーザーでない限り、一日中ずっと接続し続けることはあまりないと思うので、それほど気にすることでもないでしょう。
スマホのネットのためにW05を利用するなら、「クイックアクセスモード」をONにしておけば、Wi-Fiの接続を維持したまま38時間バッテリーを持続させることができます。
3日で10GB使った場合の通信速度制限
W05というかWiMAX全般のデメリットとしてよく聞かれるのが「ギガ放題プランでも3日で10GB通信すると、翌日通信速度制限がかかる」という問題です。
「通信速度制限」というと、スマホで7GBを超えてしまったときのようにネットもまともに見られないほどの低速モードをイメージすると思います。
でもこれに関しては、僕自身実際に速度制限にかかってみた結果、あまり心配しなくて大丈夫だと思います。
なかなか3日で10GBも使わない
普通にネットを使っていれば、3日で10GBも使うことがあまりありません。
僕はwebデザイナーなので仕事で常にネットを使いますが、よほど大きなデータをダウンロード/アップロードしない限り、10GBも使わないです。
10GBを超えたのはAmazon プライムビデオで映画を2日連続で見たときです。
速度制限にかかっても気にならない
万一速度制限にかかっても、実はそれほど影響がありません。
WiMAXギガ放題プランの速度制限は、速度制限状態でも普通のホームページやSNSなら問題なく見られるぐらい速いです。
WiMAX通常プラン(月に7GBまで)やスマートフォンの速度制限だと、ネットがまともに開けない遅さになりますが、それとは別物と考えてください。
しかも、WiMAXギガ放題プランの速度制限は10GBを超えてしまった日の翌日1日だけです。
ギガ放題と通常(7GB)プランの違い
ギガ放題プラン | 通常プラン(スマホの速度制限) | |
速度制限が かかる条件 |
直近3日間で10GB | 1か月に7GB |
制限されたときの速度 | 約5Mbps (ホームページやSNSは 普通に閲覧可能) |
128Kbps以下 (まともにネットが使えない) |
速度制限期間 | 翌日だけ | その月の終わりまで |
W05をメインのインターネットとして使うなら、月に7GBまでの通常プランではなく、ギガ放題プランに入るのがおすすめです。
結論:デメリットが気にならないならWiMAXは超おすすめ!
僕が実際にW05を使ってみて気になるデメリットをあげてみました。
- 電波が繋がりにくい場所がある(都会や住宅街はOK)
- 端末から離れすぎるとWi-Fiが届きにくい(持ち歩けばOK)
- 3日で10GB使った場合の通信速度制限(そんなに心配いらない)
この3つが「たいしたこと無いよね」と思えるならWiMAXは自宅のWi-Fi、また携帯用のWi-Fiとしてとてもおすすめです。
以前固定回線を使っていたときよりも料金は半分ぐらいにやすくなりましたし、WiMAXを持ち歩けばスマホの通信量制限を気にせず動画やネットを楽しむことができます。
W05を購入するならプロバイダ選びに注意!
WiMAX2+には現在、20社以上のプロバイダ(販売業者)があります。
有名なのは家電量販店にもあるUQ WiMAXショップですが、UQ WiMAXは値引きがほとんどないので割高になってしまいます。
プロバイダはどこを選んでも同じWiMAX2+の電波を使うので、端末の種類や通信品質は変わりません。
だったら少しでも安くてお得な方がいいですよね!
僕はW05を購入する時に全ての販売会社を調べて比較してみました。
その結果、契約期間3年間の総額が一番安くなるのはGMOとくとくBBというプロバイダでした。
2019年1月のW05キャンペーン比較表(ギガ放題3年プラン)
プロバイダ名 | 初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック額 |
UQ WiMAX | 3,000円 | 4,380円(1,2,3ヶ月目3,696円) | なし |
GMOとくとくBB | 3,000円 | 4,263円(1,2ヶ月目3,609円) | 35,000円 |
BIGLOBE | 3,000円 | 4,380円(1,2ヶ月目3,695円) | 30,000円 |
※他に保証サービスなどのオプション費用がかかる場合があります。
なぜ3万円以上も差がつくのかというと、
GMOとくとくBBは新規契約の場合、
契約から11か月後に3万円以上のキャッシュバックがもらえるからです。
プロバイダ選びを間違えると数千円どころの差ではなく、数万円も損する可能性があるということです。。
高額キャッシュバックだけでなく、月額費用も若干GMOとくとくBBの方が安くなります。
さらに、契約後20日以内ならキャンセルが可能なので、対応エリアは○なのに、家の中で使ってみたら電波が悪い!という場合でも安心です。
申し込み方法は簡単。5分ぐらいで終わります。
下記のGMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーンページに入り、端末はL01sを選択、プランは「ギガ放題プラン」を選択して進みます。
あとはお届け先の個人情報や支払いクレジットカード情報を登録するだけです。
⇒GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーンページはこちら
キャッシュバックをもらうには必ず上記の限定キャンペーンページから申し込んでください。
GMOのトップページなどから入ると高額キャッシュバック対象外になってしまう場合があるのでご注意ください!