2019年1月25日ー
1.2Gbpsという文字通りケタ外れな通信速度を引っさげて爆誕したW06・・・。
「いやほんまにそんな速度出るんか?」
「1ギガは言いすぎやろ!」
「W06偉そうにしてんなよ!」
というあなたへ捧げるこの記事。
大前提として、WiMAX Speed Wi-Fi W06は、ワイモバイルも含めて今あるモバイルルーターの中で最強のモバイルルーターです。
今回はあえてそんなW06の弱点やデメリットをいやらしく深掘りしてやろうと思います!
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目次
下り最大1.2Gbps。そんな速度は絶対出ない!
下り最大1.2Gbps(ドーン)
モバイルルーターで今まで破られることのなかった「ギガの壁」をついに打ち破りました。
このインパクトは非常に大きく、WiMAX公式サイトでも「ついにギガビット超え」と謳われています。
しかし!
1.2Gbpsなんて速度はまず出せない!!
なぜか。それは1.2Gbpsには4つの条件をクリアする必要があるからです。
- 東京・埼玉の一部地域のみ対応(順次拡大予定)
- ハイスピードプラスエリアモード使用時
- USB Type-Cでの有線接続時
- 最大出力モード時
まず1.2Gbpsに対応しているのは東京・埼玉の一部地域のみ。その時点でかなり絞られます。
大阪在住の私にはまず不可能。
さらに、1.2Gbpsを出すにはWiMAX2+の電波だけでなくLTEの電波を束ねて使う必要があるため「ハイスピードプラスエリアモード」を使用しなければいけません。
ハイスピードプラスエリアモードで1か月に7GB以上通信してしまうと、その月は速度制限のペナルティがかかってしまいます。
さらにさらに、1.2Gbpsの通信はWi-Fiによる無線通信ではなくUSB Type-Cを使った有線通信に限られます。
W06にUSBケーブルを挿し、反対側をPCにつなぎます。
W06購入時にUSB Type-Cのケーブルは付属しないので本気で1.2Gbpsを使おうと思うなら別途ケーブルを購入する必要があります。
いかがでしょう
1.2Gbpsははっきりいって夢のまた夢です!
光回線を超えることなんてできないたぶん。
そもそもWiMAXはベストエフォート型・・・つまり「そのときの最善を尽くすけど、最大値は出ないと思うごめんね」なのです!
実測値で言えばおそらく良くて100Mbpsぐらいでしょう。10分の1以下です。
※WiMAXに限らずほとんどの一般用ネット通信機器はベストエフォート型。
でも冷静に考えましょう。
1.2Gbpsなんていうスピードが本当に必要でしょうか。
実はYoutubeの高画質動画を観るには10Mbpsもあれば十分なのです。
僕が以前使ってたルーターは下り最大440Mbpsでしたが「遅いな」と思ったことはありません。
・・・あれ?1.2Gbpsどんなときに使うんや・・。
ちなみにハイスピードプラスエリアモードで月間7GBの使用量を超えると速度制限がかかると言いましたが、W06は「一定通信量を超えると自動的にハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードに落とす」設定ができます。
これを使えば「いつの間にか速度制限にかかってしまった・・・」なんてことは起きません。
さすがに1.2Gbpsの環境を作るのはなかなか大変ですが(関東の人じゃないと)、ハイスピードプラスエリアモードで下り最大868Mbpsもの速さが出るため、現状最も速いモバイルルーターと言えるでしょう。
そもそもWiMAXは電波がつながりにくい場所がある!
普通に使えばW06は十分速いことがおわかりいただけたかとおもいます。
でもWiMAXにはもともと繋がりにくい、苦手な場所があるんです。
それは
- 地下道、地下鉄、トンネルの中
- ビルの奥の方
- 人の住んでいない山岳地帯
などです。
WiMAX2+のサービスエリアはドコモなど3大キャリアのエリアよりも狭いのです。
あと家の中でも、隣の部屋に行くなどWiMAX端末から離れすぎるとWi-Fi電波が拾えなくなることがあります。
じゃあWiMAXはモバイルルーターとして使い物にならないか、というと全くそんなことはありません。
WiMAX2+は順次エリアを拡大していて、人が住む場所なら結構な田舎でもほとんどつながるようになりました。
もしWiMAX2+電波が拾えない場所でも、W06ならハイスピードプラスエリアモードを使えばauのLTE回線が使えるので月に7GBまでは問題なくルーターとして使用できます。
W06は家のなかのWi-Fi電波対策も追加されました。
TXビームフォーミングという、スマホなどのWi-Fi機器の位置を検出して、狙って電波を送信する機能が追加されたので、端末を置いて他の部屋に行っても安定してWi-Fiがつながります。
僕はリビングにWiMAXを置いたまま、お風呂でPrime videoの映画をスマホで見て楽しんでいます。
バッテリーの持ちが悪いんちゃうか!
これはずばりW06の最大の弱点ですね。
ハイスピードモードのスマート(ノーマル)で使うと
- W06 → 約9時間
- WX05 → 約11.5時間
連続使用時間はこのぐらいになります。
1.2Gbpsの下り最大速度を誇る分、バッテリーだけはライバルのWX05に負けてしまいました。
どうしても充電の長さが必要という人は下り最大440MbpsのWX05を選びましょう。
ギガ放題なのに3日で10GB使うと速度制限がかかってしまう!
これはW06に限らずWiMAX全体の問題なのですが、3日間で10GBの通信を行うと、翌日1日ペナルティで低速状態になります。
「ギガ放題なのに、遅くなるってどういうこと!」
と思いますよね。。
まあ3日で10GBなんて1人で普通に使っていたらなかなか超えられません。
ただ家族で使っていたり毎日WiMAXで映画を見る人なら3日で10GBに引っかかってしまうかもしれません。
でも心配はいりません。
「3日で10GB」の通信速度ペナルティは、ライトプラン(通信容量月7GB)で7GBをオーバーしてしまったときや、ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えてしまった時とは異なり、ゆるい速度制限です。
実際に測ってみると3日で10GBの速度制限にかかっていても10Mbps程度の通信速度が出ています。
Youtubeの動画も普通に見れてしまうので速度制限にかかっていることにすら気づかないことも多いです。
デザインが旧型とほとんど変わってない!
うーん、、これは人によってどう思うか微妙ですが。
W06の端末サイズはW05とほぼ同じです。
角がとれて丸みを帯びたのでカバンの中で他のものを傷つけにくくなりました。
あと厚みは若干薄くなった感じがします。
デザインで最も変わったのは色ですね。
従来機種は派手なライムグリーンがあったのですが、今回は白と黒。
仕事で使っても違和感のない落ち着いた2色展開になりました。
2年契約プランはどこいった!
これはなかなか重大な変更です。
今までWiMAXは2年契約プランと3年契約プランの2種類がありました。
2年も経てばまた新しい機種が出るので、2年契約で次々キャンペーンを使って乗り換えていくのが行くのが主流でした。
でもW06になってからは2年契約プランは消滅。
どのプロバイダも3年契約プランだけになってしまいました。
よく考えたら最近iPhoneとかスマホも、なかなか機種変更しなくなりましたよね。
性能が十分すぎて2年経ったぐらいではそんなに古臭くなってないからまだ使い続けられるようになりました。
WiMAXもそれと同じことなんだと思います。
以前はモデルチェンジごとに通信速度が飛躍的に伸びましたが、440Mbspsを超えたあたりから必要十分なネット環境になりました。
だからこれ以上速い機種が出ても消費者が飛びつくことが少なくなっていくのかもしれません。
そういう意味では1.2Gbps「ギガの壁」を破ったW06はひとつの記念的なWiMAX端末として長く使えるかもしれませんね。
やっぱり今買うならW06!
いろいろW06のデメリットを深掘りしてみましたが、さすが現代の最優秀端末。
どんなイマイチポイントにもある程度カバーできる要素がありました。
ワイモバイルを含めて、今モバイルルーターを買うならW06が最良の選択でしょう。
僕が1か月半W06を使ってみた感想を別の記事にまとめたのでこちらもご覧ください。
W06を一番安く購入する方法
問題はW06をどこで買うのか?ということです。
家電量販店のUQ WiMAXのブースで買うのはNGです!なぜならキャッシュバックがほとんどなくて安くないから!
今一番お得なのは、3万円以上キャッシュバックされるGMOとくとくBBというプロバイダで購入することです。
「安いと、電波とか端末の質とか悪いんじゃない?」と心配される方がいますが、それはありません。
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